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技術視点による新製品開発

市場で求められるエンジニアになるためのスキルアップ手法

(2015/11/24)

ここまでの13回のコラムで技術者とは何か、マーケティングとは何か、なぜ技術者にとってマーケティングが重要なのかについては詳しく書いてきたので、ここからは、技術者がマーケティング・スキルを活用して顧客に新たな価値を提供する製品を生み出すためには、どのようなアプローチをすべきかについて書いていきたいと思う。

まず、新製品開発について、アンゾフの成長マトリクスをベースとした下記のような4つの視点で考えてみよう。

アンゾフの成長マトリクスをベースとした視点図

A領域は、既存技術で現状の製品を改良しようとするゾーンである。
この領域では顧客のニーズをきめ細かく把握して、そのニーズを既存技術で解決していくことが求められる。
例えば、燃費向上のための高熱効率のエンジン開発などがこの領域だと言える。

B領域は、既存の技術を他の市場に転用することで新製品を開発するゾーンである。
この領域では、市場調査に基づいて新たなニーズを探り出し、そのニーズを満たすために既存技術を組み合わせたり、応用したりすることが重要になる。

例えば、古い例では「ウォークマン」、新しくは「i-Pod」などは既存技術の組み合わせで生まれた新製品であり、この領域の成功事例だと言える。
ここまでは、マーケティング部門が顧客や市場のニーズを調査して技術者に提供し、それに基づいて技術者がソリューションを考え出すという、どちらかと言えばマーケティング中心の領域である。

一方、C領域とD領域は技術中心の領域だと言える。

C領域は、新規技術で現状の製品を革新しようとするゾーンである。
この領域では、顧客の「顕在ニーズ」だけではなく、「潜在ニーズ」を深く掘り起こして、そこに対する新規技術を活用した革新的なソリューションを開発することが重要になる。
例えば、電気自動車やネット接続自動車といった次世代自動車の開発などがこの領域だと言える。

そして、最後にD領域は、新しい技術を活用して、新市場で革新的な新製品を開発しようとするゾーンである。
つまり、新しい技術を使って、今まで世の中になかった製品を生み出すのである。
この領域では、新製品に結び付くようなニーズが必ずしも存在しない場合が多く、新規技術を活用した新製品アイデア仮説から新たにニーズを創造する力が重要になる。

例えば、RFID(Radio Frequency IDentification)と呼ばれる新しい無線通信技術を使った「Suica」の開発などはこの領域だと言える。

D領域における新製品開発は、新規技術の可能性に基づく製品アイデアを起点として、そのアイデアが市場のニーズにフィットするかどうかを検証するというプロセスが主流となり、技術者のマーケティング・センスの重要度がより高まる。
そして、この領域での新製品開発に成功することが、ブルー・オーシャン(競争のないビジネス領域)を作り出し、莫大な先行者利益を得ることを可能にするのである。

次回からは、各領域における技術とマーケティングの関係性について検討していきたい。

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コラムニストのご紹介

髙橋秀綱氏<br>(戦略コンサルタント)

髙橋秀綱氏
(戦略コンサルタント)

市場で輝くクリエイティヴなエンジニアになるためのノウハウを学ぶ!

富士通グループのシンクタンクである富士通総研で、マーケティング戦略や新規事業戦略プランニングの分野を中心に多数のプロジェクトに参加すると同時に、社内教育のカリキュラム策定や研修講師を務める。
2011年に独立後も、大手IT企業の社員教育、様々な業種における業界調査、戦略策定のコンサルティングをおこなう。

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