平成30年5月 最新人材市場動向レポート「ヒューマンタッチ総研Monthly Report」(1/2)

今月のトピックス

2017年度の平均有効求人倍率は1.54倍で、1973年の1.74倍に次ぐ高水準

厚生労働省の「一般職業紹介状況」から各年度の平均有効求人倍率の推移を時系列で見ると図表①となります。平均有効求人倍率は2009年のリーマンショク後の0.45倍を底に一貫して上昇傾向が続き、2017年度には1.54倍にまで上昇しています。これは、1973年の1.74倍に次ぐ高水準であり、景気回復を背景に、雇用環境の改善が続いていることが分かります。

図表① 年度平均の有効求人倍率の推移

図表① 年度平均の有効求人倍率の推移

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成


「建築・土木・測量技術者」「開発技術者」「情報処理・通信技術者」の人材需給が逼迫

次に、主要職業別の有効求人倍率の推移を見ると図表②となります。2017年度で最も有効求人倍率が高いのは「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の6.60倍ですが、2013年度以降は低下傾向が続いています。「保健師、助産師、看護師」についても低下傾向が続いており、医療関係専門職の人材需給はやや改善されてきています。一方、「建築・土木・測量技術者」の有効求人倍率は2013年度の3.62倍以降上昇傾向が続き、2017年度には5.79倍に達し、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」に次ぐ高さになっています。また、開発技術者と情報処理・通信技術者についても、2013年度以降は一貫して上昇傾向が続いており、人材需給は逼迫してきています。

図表② 主要職業別有効求人倍率の推移

図表② 主要職業別有効求人倍率の推移

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」より作成

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