平成30年3月 最新人材市場動向レポート「ヒューマンタッチ総研Monthly Report」(2/2)

2018年2月の雇用関連データのまとめ(2018年3月30日公表)

就業者数、雇用者数ともに62カ月連続で増加

就業者数は6,578万人(対前年同月比151万人増)と昨月に続いて大幅な増加となり62ヶ月連続で前年同月を上回った。雇用者数も5,875万人(同121万人増)で同じく62ヶ月連続で前年同月を上回っており、好調な雇用環境が続いている。



完全失業率は前月より0.1ポイント上昇して2.5%

完全失業率(季節調整値)は前月より0.1ポイント上昇して2.5%となった。完全失業者数は166万人(対前年同月比22万人減少)で、93カ月連続で前年同月を下回った。



【主要雇用環境指標の推移 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



【ご参考:主要雇用環境指標の年平均値の推移】 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の年平均値の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



就業者数が最も増加したのは「製造業」、減少したのは「卸売業、小売業」

最も就業者数が増加したのは「製造業」であり、対前年同月比で26万人の増加となった。一方、最も減少したのは先月に引き続いて「卸売業、小売業」であり、対前年同月比で8万人の減少となった。



【主要産業別の就業者数・雇用者数 ※クリックで拡大】

表:主要産業別の就業者数・雇用者数

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



正規社員数は39カ月連続で前年同月を上回り3,430万人となる

正規の職員・従業員数は3,430万人(対前年同月比33万人増)となり39ヶ月連続で前年同月を上回った。非正規の職員・従業員数は2,120万人(同115万人増)と大幅な増加となり、非正規社員の比率は38.2%に上昇した。

【雇用形態別雇用者数の推移 ※クリックで拡大】

表:雇用形態別雇用者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



完全失業率(季節調整値)は「15歳~24歳」の男性で最も悪化

男性の完全失業率は2.6%で前月より0.1ポイント低下、女性の完全失業率は2.3%で前月比0.1ポイントの低下となった。 年齢層別・男女別に完全失業率を見ると、「15歳~24歳」の男性が対前年同月比で1.8ポイント上昇の5.0%となり、最も大幅な悪化となった。



【年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率 ※クリックで拡大】

表:年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



「勤め先や事業の都合による離職」の減少傾向が続く

完全失業者を求職理由別に見ると、「勤め先や事業の都合による離職」が20万人で対前年同月比9万人の減少となり、61カ月連続で前年同月を下回った。また、自発的な離職(自己都合)も同7万人の減少で72万人となった。



【求職理由別完全失業者数の推移 ※クリックで拡大】

表:求職理由別完全失業者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成


有効求人倍率・新規求人倍率・正社員求人倍率の推移

有効求人倍率は前月と同じで1.59倍
公共職業安定所(ハローワーク)における有効求人倍率(季節調整値)は前月とより0.01ポイント低下して1.58倍であった。先行指標となる新規求人倍率(季節調整値)は2.30倍で、前月と比べて0.04ポイント低下しており、人材の需給関係はやや落ち着きつつある。また、正社員の有効求人倍率も1.07倍で、前月と同じであった。

【有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移 ※クリックで拡大】

表:有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成


職業別有効求人倍率の推移

公共職業安定所(ハローワーク)における専門的・技術的職業の有効求人倍率は対前年同月比0.22ポイント上昇して2.28倍となり、専門職・技術職の人材不足の状況が続いている。
最も有効求人倍率が上昇したのは「建設・採掘の職業」であり、対前年同月比で0.95ポイント上昇して4.83倍となった。
次いで、「建築・土木・測量技術者」が対前年同月比で0.76ポイント上昇して6.42倍となった。



【職業別有効求人倍率(除パート)の推移 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

【職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月比 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月差

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

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