平成30年3月 最新人材市場動向レポート「ヒューマンタッチ総研Monthly Report」(1/2)

今月のトピックス

有料民間職業紹介所を利用した転職が増加

3月30日に公表された厚生労働省の「平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果」から、有料民間職業紹介所数の推移をまとめると図表①になります。有料民営職業紹介所数は2014年度以降増加傾向が続いており、2016年度には前年度よりも4.9%増加して19,355事業所となりました。

図表① 有料民営職業紹介事業所数の推移

図表① 有料民営職業紹介事業所数の推移

出典:厚生労働省の「平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果」より作成


また、有料民間職業紹介所経由での常用就職件数の推移をまとめると図表②となります。常用就職件数についても2014年度以降は増加傾向が続いており、2016年度には前年度よりも6.9%増加して595,962件になりました。
公共職業安定所(ハローワーク)における有効求人倍率は、2014年度1.11倍、2015年度1.23倍、2016年度1.39倍と上昇傾向が続いており、人手不足がますます深刻になる中、マッチング力に優れた有料民間職業紹介所を活用する企業が増加していると考えられます。

図表② 有料民営職業紹介事業所経由での就職件数の推移

図表② 有料民営職業紹介事業所経由での就職件数の推移

出典:厚生労働省の「平成28年度職業紹介事業報告書の集計結果」より作成

縁故による転職者の比率が最も高くなる

厚生労働省の「雇用動向調査」から主要な転職経路別の転職者数の比率の推移を見ると図表③となります。民営職業紹介所経由の転職者数の比率は2012年度の3.0%から2016年度には4.7%に上昇しており、ここからも徐々に活用する人が増えていることが分かります。一方、公共職業安定所経由の比率は2012年度の22.9%をピークに低下し、2016年度には18.4%になりました。
また、縁故による転職の比率は2014年度から上昇傾向が続き、2016年度には27.8%となって広告の27.1%を上回り、最も比率が高い転職経路となりました。

図表③ 主要経路別の転職者数の比率の推移

図表③ 主要経路別の転職者数の比率の推移

出典:厚生労働省の「雇用動向調査」各年度版より作成

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