平成30年3月 最新人材市場動向レポート「ヒューマンタッチ総研Monthly Report」(2/2)

2018年1月の雇用関連データのまとめ(2018年3月2日公表)

就業者数、雇用者数ともに61カ月連続で増加

就業者数は6,562万人(対前年同月比92万人増)と大幅な増加となり61ヶ月連続で前年同月を上回った。雇用者数も5,880万人(同92万人増)で同じく61ヶ月連続で前年同月を上回っており、好調な雇用環境が続いている。



完全失業率は前月より0.3ポイント低下して2.4%

完全失業率(季節調整値)は前月より0.3ポイント低下して2.4%。完全失業者数は159万人(対前年同月比38万人減少)で、92カ月連続で前年同月を下回った。



【主要雇用環境指標の推移 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



【ご参考:主要雇用環境指標の年平均値の推移】 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の年平均値の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



最も就業者数が増加したのは「宿泊業、飲食サービス業」、減少したのは「卸売業、小売業」

最も就業者数が増加したのは「宿泊業、飲食サービス業」であり、対前年同月比で23万人の増加となった。一方、最も減少したのは「卸売業、小売業」であり、対前年同月比で30万人の減少となった。



【主要産業別の就業者数・雇用者数 ※クリックで拡大】

表:主要産業別の就業者数・雇用者数

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



正規社員数は38カ月連続で前年同月を上回り3,447万人となる

正規の職員・従業員数は3,447万人(対前年同月比40万人増)となり38ヶ月連続で前年同月を上回った。非正規の職員・従業員数は2,119万人(同72万人増)と大幅な増加となり、非正規社員の比率は38.1%に上昇した。

【雇用形態別雇用者数の推移 ※クリックで拡大】

表:雇用形態別雇用者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



完全失業率(季節調整値)は「15歳~24歳」の女性で最も改善

男性の完全失業率は2.5%で前月より0.3ポイント低下、女性の完全失業率は2.2%で前月比0.5ポイントの低下となった。 年齢層別・男女別に完全失業率を見ると、「15歳~24歳」の女性が対前年同月比で1.9ポイント低下の3.5%となり、最も大幅な改善となった。



【年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率 ※クリックで拡大】

表:年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



「勤め先や事業の都合による離職」の減少傾向が続く

完全失業者を求職理由別に見ると、「勤め先や事業の都合による離職」が24万人で対前年同月比9万人の減少となり、60カ月連続で前年同月を下回った。また、自発的な離職(自己都合)も同19万人の減少で67万人となった。



【求職理由別完全失業者数の推移 ※クリックで拡大】

表:求職理由別完全失業者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成


有効求人倍率・新規求人倍率・正社員求人倍率の推移

有効求人倍率は前月と同じで1.59倍
公共職業安定所(ハローワーク)における有効求人倍率(季節調整値)は前月と同じく1.59倍であった。先行指標となる新規求人倍率(季節調整値)は2.34倍で、前月と比べて0.04ポイント低下しており、人材の需給関係はやや落ち着きつつある。また、正社員の有効求人倍率も1.07倍で、前月と同じであった。

【有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移 ※クリックで拡大】

表:有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成


職業別有効求人倍率の推移

公共職業安定所(ハローワーク)における専門的・技術的職業の有効求人倍率は対前年同月比0.23ポイント上昇して2.37倍となり、専門職・技術職の人材不足の状況が続いている。
最も有効求人倍率が上昇したのは「建設・採掘の職業」であり、対前年同月比で0.96ポイント上昇して4.80倍となった。
次いで、「建築・土木・測量技術者」が対前年同月比で0.94ポイント上昇して6.50倍となった。



【一般職業紹介所における職業別有効求人倍率(除パート)の推移 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

【一般職業紹介所における職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月比 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月差

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

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