平成28年10月 最新人材市場動向レポート「ヒューマンタッチ総研Monthly Report」(2/2)

2016年8月の雇用関連データのまとめ(2016年9月30日公表)

就業者数、雇用者数ともに大幅に増加しており、雇用環境は改善基調が続く

就業者数は6,465 万人(前年同月比86 万人増)で1 年9 ヶ月連続の増加となった。雇用者数も5,722 万人(同83 万人増)で3 年8 ヶ月連続の増加となっており、雇用環境は改善基調が続いている。



完全失業率は3.1%で前月より0.1 ポイント上昇

完全失業者数は212 万人(前年同月比13 万人の減少)で6 年3 ヶ月連続の減少となった。完全失業率(季節調整値)は前月より0.1 ポイント上昇して3.1%となった。



中長期的に雇用環境は改善傾向が続いている

時系列に前年同月を見ると、完全失業者数は5 年連続で減少、完全失業率も5 年連続で改善されており中長期的にも雇用環境は改善傾向が続いている。



【主要雇用環境指標の推移 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



【主要雇用環境指標の前年同月の推移】 ※クリックで拡大】

表:主要雇用環境指標の前年同月の推移】

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



医療・福祉の就業者数の大幅な増加が続く

産業別に就業者数を見ると、最も増加しているのは医療・福祉であり、前年同月比22 万人の増加で811 万人となり大幅な増加傾向が続いている。次いで、製造業と学術研究、専門・技術サービス業が同16 万人の増加となった。



【主要産業別の就業者数・雇用者数 ※クリックで拡大】

表:主要産業別の就業者数・雇用者数

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



正規社員は1 年9 カ月連続の増加で3,353 万人となる

正規の職員・従業員数は3,353 万人(前年同月比24 万人増)で1 年9 ヶ月連続の増加となった。非正規の職員・従業員数は2,028 万人(前年同月比56 万人増)で9 カ月連続の増加となり、非正規社員の比率は37.7%(前年同月比0.5 ポイント上昇)と若干上昇した。



【雇用形態別雇用者数の推移 ※クリックで拡大】

表:雇用形態別雇用者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



完全失業者数は男性3 万人減、女性10 万人減となり、男性・女性ともに減少

完全失業者数は男性が131 万人(対前年同月比3 万人減)、女性が81 万人(同10 万人減)となり、男性・女性ともに減少した。



完全失業率は15 歳~24 歳の年齢層で上昇

完全失業率(季節調整値)を年齢層別に見ると、15 歳~24 歳の年齢層で0.6 ポイント上昇して5.4%となった。



【年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率 ※クリックで拡大】

表:年齢階級別・男女別完全失業者数・完全失業率

出典:総務省統計局 労働力調査より作成



「勤め先や事業の都合による離職」の減少傾向が続く

完全失業者を求職理由別に見ると、「勤め先や事業の都合による離職」が35 万人で前年同月比6 万人の減少となり、3年8カ月連続の前年割れとなった。景気が回復基調で推移するなか、倒産やリストラ等の事業者都合による離職は減少傾向が続いている。



【求職理由別完全失業者数の推移 ※クリックで拡大】

表:求職理由別完全失業者数の推移

出典:総務省統計局 労働力調査より作成


有効求人倍率は1.37 倍で前月と同水準

有効求人倍率(季節調整値)は1.37 倍で前月と同じ、新規求人倍率(同)は2.02 倍で前月より0.01 ポイント上昇、正社員の有効求人倍率(同)は0.88 倍で前月と同じとなった。



【有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移 ※クリックで拡大】

表:有効求人倍率(パートタイムを含む/季節調整値)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成


「建築・土木・測量技術者」の有効求人倍率は4.94 倍に上昇

前年差で最も求人倍率が上昇した職業は「建築・土木・測量技術者」で、前年より0.79 ポイント上昇して4.94 倍となり、「建築・土木・測量技術者」の人材不足は更に深刻な状況になっている。



【職業別有効求人倍率(除パート)の推移 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の推移

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

【職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月差 ※クリックで拡大】

表:職業別有効求人倍率(除パート)の対前年同月差

出典:厚生労働省:一般職業紹介状況より作成

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