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エンジニアの価値を向上させるロジカル・ライティング・スキルを学ぶ その3

市場で求められるエンジニアになるためのスキルアップ手法

(2015/11/13)

ピラミッドストラクチャーで論理的に展開するためのポイント

前回はロジカル・シンキングの基本である、ピラミッドストラクチャーについてご紹介させていただきました。(前回の記事はこちら)

ピラミッドストラクチャーで論理的に展開するためのポイントであるMECE(ミッシー:Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略)と 帰納法について、重要ポイントを復習してみましょう。MECEとは、「漏れがなく、ダブリがない状態」を言い、横の論理の要です。
ピラミッドストラクチャーを構築したら、常に論点に漏れやダブリがないかを読み手の視点で確認するようにしましょう。
帰納法とは、いくつかの事実の共通点に注目して、「だから・・・である」と結論を導く、縦の論理の要です。
「だから・・・である」と本当に言えるのかどうかを、「どうして・・・と言えるのか」と、読み手の視点で何度も問い直してチェックするようにしましょう。

ピラミッドストラクチャーと反対の方向に思考するロジックツリーについて

さて、今回はピラミッドストラクチャーと反対の方向に思考するロジックツリーについてご紹介します。第6回のコラムでご紹介したように、ピラミッドストラクチャーは断片的な事実からメッセージを見出すためのボトムアップのアプローチ手法ですが、ロジックツリーは解決したい課題から始めて、その原因へと要素分解していくトップダウンのアプローチ手法です。

ロジックツリーを目的別に分けると、大きな問題を細かい原因に分割していき根本の原因を抽出する「原因追究型ロジックツリー」と、何かを実現するための解決策を追及する「解決策追求型ロジックツリー」があります。

1.原因追求型ロジックツリー

問題が発生する真の原因を明確にするためのロジックツリーであり、「WHY?」「Why?」「Why?」で掘り下げていくことで、問題→原因→原因→原因→・・・根本的原因へと追求していきます。

2.解決策追求型ロジックツリー

何かを実現するための解決策を具体的な行動になるまで追求するためのロジックツリーであり、「So how ?(だからどうする)」を何度も繰り返し深めていくことで、解決のための具体的な行動を追求していきます。

小売業で売上げ減少の原因を追求するロジックツリーの事例を見てみましょう。

<ロジックツリー構築プロセス>

(1)「売上高が前年比80%に減少した」⇒「Why?」⇒「客数が減少した」、「客単価が下がった」
(2)「客数が減少した」⇒「Why?」⇒「男性客が減少した」、「女性客が減少した」
(3)「客単価が下がった」⇒「Why?」⇒「商品単価が下がった」、「購入点数が減った」

といった展開で、「Why」を繰り返すことで、だんだんと根本的原因へと分解していきます。
分解していくに際しては、同じ階層内ではMECEな状態にすること、上位から下位に行くにしたがって具体的な事柄にブレイクダウンすることが重要になります。

ロジックツリー作成に際しては、次のようなことに注意するとよいでしょう。

  • 頭の中だけで考えずに、具体的にツリーを書く(エクセルを使うと便利です)
  • MECEになっているか自信がない場合は、とりあえず「その他・・・?」という項目をつくる
  • 左右の因果関係を往復してチェックする
  • 時間をおいて少し「寝かせて」からチェックする
  • 第三者に論理チェックしてもらう

また、ロジックツリーの各階層に抽出される項目は原因を分解する視点によって変わります。
例えば、先ほどの事例で下記のようなロジックツリーを作成することもできます。

zuhyo11.jpg

ここで重要になるのが、原因を分解する視点は目的達成に有効な視点であるべきだということです。
この事例では、売上高が前年比80%に減少した原因が明確になるような分解の視点であるべきです。
もし、第一階層を客数と客単価に分解すると、結果として客数も客単価もどちらも減少しているなら、この視点での分解は目的達成のために有効な視点だとは言えません。
一方、第一階層を既存顧客の売上と新規顧客の売上に分解すると、新規顧客の売上は増加しているが、 既存顧客の売上は減少しているという結果が出たなら、この分解の視点は目的達成のために有効な視点だと言えます。

どのようにすれば、目的達成のために有効な視点を見つけることができるのでしょうか?
これは非常に難しい問題ですが、私は現場・現物・現実を正しく認識していることが重要ではないかと思います。
「ビジネスの現場」へ行き、「商品やサービスの現物」が、「ビジネスが実践される現実」の中でどのように販売され、利用されているのかを正しく認識することから、目的達成のために有効な視点を見出すことができるようになるのではないでしょうか。

さて、次回はロジックツリーやピラミッドストラクチャーで構築された論理を分かりやすく、説得力をもって伝えるためのプレゼンターションスキルについてご紹介します。

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髙橋秀綱氏<br>(戦略コンサルタント)

髙橋秀綱氏
(戦略コンサルタント)

市場で輝くクリエイティヴなエンジニアになるためのノウハウを学ぶ!

富士通グループのシンクタンクである富士通総研で、マーケティング戦略や新規事業戦略プランニングの分野を中心に多数のプロジェクトに参加すると同時に、社内教育のカリキュラム策定や研修講師を務める。
2011年に独立後も、大手IT企業の社員教育、様々な業種における業界調査、戦略策定のコンサルティングをおこなう。

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